お金と仕事について考えようセミナー

20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!

20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!

夏ごろいった上の本のセミナーのメモが出てきたのでまとめておきます。
社会人としてお金について知っておくことは早いに越したことはないかなと思い参加してみました。


■考え方

(収入-支出)×運用=経済的豊かさ

【1】(収入-支出)の最大化
・収入=お金の入り口
⇒給料、昇給、ボーナス、配当etc:自分で増減をコントロールしにくい、時間がかかる
・支出=お金の出口
⇒食費、家賃、光熱費、通信費etc:コントロールしやすい、すぐアクションを起こせる※1

※1 支出の際のトータルコストの考え方
お金を使うことは全て投資であり、以下の4点でトータルコストを考えることが重要(通常1,2は考慮するが、3,4は考慮しない人が多い)

1.いくらなのか
2.どれくらいの追加費用がかかるのか(Ex:車を購入した場合の保険代、駐車場代)
3.何年くらい使うのか(原価償却的な考え方)
4.いくらで売れるのか(市場はあるのか、人気はあるのか等)

【2】運用方法の習得
・株式、不動産、預金、オークションetc…:知っているのと知らないのでは中長期で大きな差を生む
⇒やり続ける仕組みを作ることが重要(Ex:不動産物件を月に10件見ることを目標にする等)

■実践

【1】現状把握
・BS/PL作成(万円/千円単位で3ヶ月程度)

【2】目標と予算の設定
・目標金額の具体的設定
・新たな収入の可能性模索
・支出の見直し

【3】銀行口座と財布の区別
・お金で行動をコントロールする※2
⇒決めた用途以外には使えないよう使用用途別の口座を作成(Ex:生活費、交際費、投資、ビジネス等)
⇒用途別に予算を決めたら余らすより使い切るのが重要

※2 このへんの考え方は会計士らしいというかちょっとシステマチックに過ぎるので個人的にはやりすぎはよくないと思いました。

【4】トータルコストの考え方で支出見直し
・ゼロベースで様々な支出を見直し
1.固定費見直し(携帯代、クレジットカード、保険、車、銀行口座):一度変更すればずっと有効
2.チリも積もれば的な支出見直し(手数料、金券、コンビニ、ラテマネー等)

【5】運用方法の検討
・「知っているけどやらない」と「知らないからやらない」では大きな差
⇒やる/やらないの判断・個人的価値観の問題は知ってから考える



【これまでのアクション】
このセミナー後、これまでに私がとったアクションはこんな感じ


・クレジットカード見直し
⇒なんとなく惰性で使っていた某カードを停止。用途ごとにポイントのたまるカードを新規申し込み

・給与振込口座の分割
⇒生活費用の口座、貯蓄・投資用の口座に分割。

・各種口座のチェック
⇒使っていなかった銀行口座、証券口座を整理。ネットバンキング機能とモバイル機能を確認。

・収入/支出の把握
⇒銀行口座の通帳をチェックして何にどれだけ使っているのか、毎月どれくらいのお金がはいってくるのか分析(3ヶ月分)。


【これからのアクション】
これからやりたいのはこんなかんじ。


投資信託の勉強、口座開設、購入
株式投資の勉強、購入
・自社株式購入制度の確認
・401K制度の確認


世の中、色んなシステムがありますが(政治や経済や教育や企業などなど)、身近なお金の個人単位のシステム化って中々できてないと思います(そのためにFPの人とかがいるんだろうけど)。昔は企業年金とか、会社の福利厚生が充実していたのかもしれないけど、もうそこに過大な期待を抱けるような時代でないのは自明なので、できることから時間を見つけてこつこつとやっていきたいと思います。単純に世の中の経済の仕組みが解って楽しいというのもあるけれど、その中で自分にあった最適解を見つけるプロセスがとても有意義な感じでよいと思います。