未来の仕事　〜新しい仕事を創り、新しい働き方について考えてみよう〜

前回の日記に書いたとおり、シブヤ大学の講座に出てきました。メモです。

　・未来の仕事　〜新しい仕事を創り、新しい働き方について考えてみよう〜
　・2009年10月17日（土）13:00〜14:30　教室：上原社会教育館
　・講師：西村琢　ソウエクスペリエンス株式会社代表取締役社長

未来の仕事ってなんだろう？

【What？】
・IT、環境、宇宙、金融⇒それだけではないんじゃない？
・Spec：事業規模、効率、収益の追求⇒Story：分野、規模がどうこうよりも、自分で楽しいと思えること、Playful Spiralを生むような仕事

【How?】
・一点主義、玉砕主義⇒二足以上の草鞋を履くスタイル
・体育会系的なノリ⇒チームスポーツ的なノリ
・結果重視、目標達成重視⇒プロセス重視

【EX】
・Canyons
みなかみでキャニオニングツアーを運営している会社。半分以上外国人の社員さん。シーズンオフにはみな別の仕事をしている。

・Pants to Poverty
イギリスの下着メーカー。インド産のオーガニックコットンで作った下着をフェアトレード商品として販売。フルタイムの従業員は女性4人だけだが、各国にゆるやかな繋がりを持ち、15カ国でネットワークを展開。

・cho君の英語レッスン
フィリピン在住のcho君が日本人向けに1時間1000円で英語レッスンを提供。お金ではなくてあくまで知的興味がベースとなっているところがミソ。

【Sow Experience】
・真似することを厭わない（ビジネスモデル、契約書など）。
・1日8時間くらいの労働がジャスト。それ以上頑張らないと成立しないようなサービスは意味がない。
・「いいかげん」は「好い加減」。

【感想】
西村さんの考え方は、先日読んだ本の著者、スープストック遠山さんの考え方に近いような気がする。事業規模や効率性を追求することよりも、生活の中に潤いや楽しみ、感動といったものを生み出す高感度なサービス、商品が大事。そこを追求していけば、働き方も自ずと変わってくると思うし、商売する側にとっても消費者にとっても、それが一番ハッピーな気がするわん。