アメリカ最強のエリート教育

アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書)

アメリカ 最強のエリート教育 (講談社+α新書)

著者はミノルタ社でアメリカに17年間駐在したビジネスマン。

大学の試験が終わりひと段落したので、アメリカの教育はどななっとんやと思い読んでみました。アメリカのエリート教育とその社会的背景や意義が簡潔にまとめられていて興味深く読めました。
大きな時代の流れの中で、社会の段階やステージによって、教育に求められるものは当然違ってくると思います。現在岐路にあると思われる日本の教育(少なくとも大学にいる身としてはそう感じます。)がこれからどのような方向性を目指してやっていかなければならないのか、非常に示唆に富んだ内容だと思いました。個人的には教育というものがアメリカの風土を見習って、より地域や社会に開かれたものになる必要があると思います。特に大学というところは妙なところだからなぁ。