ボランティアついて。

先日、某難民支援のイベントをボランティアで手伝ってきました。
とりわけこの問題に深い関心があるというのではなく、割と興味本位での参加。

イベント自体は色々と大変でしたが(色々あるので詳細不書)、こういうボランティアの組織運営っつーのは難しいなと思いました。組織としてのビジョン、目的の設定が大事なのはいわずもがなですが、経済的なサイクルの確立が難しいので、スタッフのインセンティブを金銭的なものに換えてどのように確保するかというのが一つの問題ではなかろうかと思いました。

以前いたNPOとかでも似たようなことを考えたのですが、個人個人のやる気だとか活動へのコミットメントを、どうやって仕組みとして引き出すかというのがこういう非営利の活動では難しいと思います。スタッフの善意だけで回っている組織はシステムとしてどうかと思うし。長続きせずに破綻するでしょう。

宗教とか教育とか、文化的なファクターが大きく影響する点ではありますが、ともすれば何も結果を残していないのにそういう(社会的で自発的な)活動をしている自分、自分たち像に浸ってその場の熱気と自己満足で終わってしまう場合もあると思います。それでは(こういう言い方は語弊があるかもしれないけれども)サークル活動の意気を出ず、社会性のあるアウトプットが出ないんではないでしょうか。

そうならないためにもこういう非営利活動、ボランティア活動に対しても目標設定やリソース確保、マネジメントの方法論みたいなのがあったほうがいいと思いますが、言うは易し行うは難しということで。つーかホスピタリティーに欠ける私にはボランティアは向いてないな。そんな感じです。