富とお金

某勉強会でご一緒している人とチャットしていて思いついたことのメモ。

NGOとかボランティア関係のことについてチャットしてたんですが、やっぱ経済的なサイクルを上手く構築しないと持続的な活動はできないねーという点は見解が一致しました。中々難しいことなんですが以下のことになんかヒントがありそう。

ポール・グラハムの「ハッカーと画家」第6章『富の作り方』より抜粋

・富とお金は同義ではない。富は人類の歴史と同じくらい古くからあるがお金は比較的最近発明されたもの。
・富とは私たちが欲しがるもの、食物、衣服、住居etc・・・。
・富こそが欲しいものであって、お金ではない。
・お金は一種の省略記号であって、富を移動する方法のひとつ。
・専門家された社会では交換行為が必須。一つの便宜的解法としての交換媒体=お金。
・富は作り出すことができ、その量は変動する(歴史的にトータルでは増え続けてきた)。


ムハマド・ユヌスグラミン銀行とかがケースとしてあげられそうなんだが、いかんせん眠いのでまた今度考えます。
社会的に富は蓄積されるけど、お金を媒介とした交換モデルのサイクルに取り入れられていない活動というのは世の中に結構ありそうな気がしますな。おやすみなさい。ゲゼルシャフト