霊長類 南へ


霊長類南へ (講談社文庫 つ 1-1)

霊長類南へ (講談社文庫 つ 1-1)


筒井康隆先生はやっぱ天才!ということを再確認した一冊。
某国でひょんなことから発射された核ミサイルから米ソの最終戦争がおっぱじまるという筋書きとしてはよくある話なんですが。氏お得意のパニック描写で人間の馬鹿さかげん、おろかさが出ていてかなりおもしろいです。
時期的にタイムリーなのでぜひご一読をおすすめいたします。


核だのテロだのいってる一方で携帯電話の料金で大騒ぎしてるんだから人間てのは珍妙な生き物ですなぁ。